2011年12月21日
もう、いくつ寝ると・・・
時の経つのは早いもので

今年ももう残すところあと、10日余り。。。


年末の風物詩のひとつ、
『角松』
黄金の湯にも先日、大きな角松が完成しました


【角松】
古くは“木のこずえに神が宿る”と考えられていたことから、
角松は年神を家に迎え入れるための『依り代(よりしろ)』という
意味合いがあるそうです。
飾り付けは28日までに行うのがいいそうで、
29日は29(二重苦)、それと9の末日でもあるので(苦待つ)とも言われ、
31日は一夜飾り(一日飾り)と言って“神をおろそかにする”
ということになるそうです。
~完成まで~
材料は、松・竹・梅 それと南天・こも・縄
竹は先端を斜めに切った“そぎ切り”で3本使います。




“そぎ”は徳川家康が始めたもので、
徳川家康の生涯唯一の敗北として知られる三方ヶ原の戦いの後、
対戦相手の武田信玄に対して「次は斬るぞ」という念を込めたのが
始まりという説があるとか。(・・・怖いなぁ

『角松』という名の通り、メインは“松”なのですが、
どうしても真ん中の竹が目立つのは、いたしかたないのかなぁ・・・

土台を作り、3本に束ねた竹を立てて、周りに松と南天を飾ります。
ちなみに作ってくださっているのは
地元のお父さん達

テキパキと次々に作り上げていく手際の良さは、
まさに



さすがです

次に、土台に“こも”を巻き付けて、縄で巻いていきます。
ここは3人で力を合わせて


向かって左側が完成

大きいなぁ


右側も同じ工程で作ります。
そして。。。


1対の立派な角松が
出来上がりました


お父さん達、お疲れ様でした

この角松は年明け15日頃まで展示しています。
黄金の湯にお越の際には、
ぜひご覧になってください





Posted by 黄金の湯 at 18:43│Comments(1)
│日記
この記事へのコメント
りっぱな門松ができましたね。一度は見せてもらわなければ。
そぎの話はおもしろいですね。ちなみにこんなブログもありますよ。http://blog.goo.ne.jp/1786yk/e/1844174896ef86a9b41d31585092cf3a
そぎの話はおもしろいですね。ちなみにこんなブログもありますよ。http://blog.goo.ne.jp/1786yk/e/1844174896ef86a9b41d31585092cf3a
Posted by 杜の住人 at 2011年12月22日 09:35
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。